思えば色々乗りました。自分で所有したのは9台、仕事で使ったのは3台(機種)です。
タンフーは1961年生まれ。
記憶に残る最古の思い出バイクはHondaさんのカブです。
1930年生まれの父が保有し、日常生活・レジャーや通勤で大活躍しました。
空冷4スト、単気筒、3速自動遠心クラッチ・・・言わずと知れた世界の名車です。
亡くなった親父のカブは世界一かっこよかった。
人間として初の記憶、ぼんやりとした3歳児頃の記憶にカブが出てきます。
親父の足と足の間の不安定なフレームの上に両足の土踏まずを前後に乗せて立ち、ハンドル中央付近のスピードメーターの左右を小さな手で必死で握りしめ、ノーヘルで近所のタバコ屋さんにハイライトを買いに行く記憶です。
時々、親父にせがんでアクセルを握らせてもらうのだけれど、ものすごく固くで子供の握力ではどうしようもできなかった自分目線の記憶です。
まさに古き良き時代でした。
高度成長期の経済を背景に、家庭や近所は全てがセピア色だけど未来への明るい夢が何気なく広がっていた笑いの絶えない幸せな記憶です。
1台目のバイク選択で迷っている人、、、カブになさい。
世界が認めた超一級品、人類ホモサピエンスの総意が現物としてそこにあります。
30年ほど前、仕事で赴任した東南アジアの某国国境付近で、カブに一家5人が乗車し楽し気に走り回っていたりするカブの洪水風景を覚えていますが、世界中の津々浦々でカブはまさに共通的な体験を人類に与え続けてきた逸品だと言えます。
いろんな選択肢の中、「良き家族の思い出」っていう項目を最優先にして比較したなら、間違いなくこの一択だと確信できます。
後悔はしないと思いますよ。
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